如来– category –
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十二神将
中禅寺(長野県上田市)— 緑に包まれる中部地方最古の御堂に静かに佇む薬師如来と神将像
前エントリで、千曲川流域には「平」と呼ばれる河岸段丘の形成した平地状の地形がいくつもある、ということを書いたが、今回のスタート地である佐久平から北西へ進むと、上田市を中心とする上田平がある。上田平は武田信玄と村上義清が対決した上田原の合... -
阿弥陀如来
福王寺(長野県佐久市)— 災難を乗り越えてきた堂々たる阿弥陀如来と仏たち
長野県は私にとっては縁の深い地である。山と自然を愛する家族に生まれ、愛知県からは行きやすいということもあって、休みというと長野へと旅をしていた。 その後、姉が長野の大学へ進み、私も運転免許は伊那でとり、また、大学の頃は更埴に2か月弱住み込... -
岐阜県
浄土寺(岐阜県岐阜市福富)— 頭の大きな平安仏と、つるっとした鎌倉仏
私の地元は愛知県犬山市である。ここには国宝4城のひとつである犬山城や明治村など、数多くの観光地があり、関東でも知っている人は多い。しかしそこが愛知県であるということを知っている人は実はそんなにいない。皆さん岐阜県だと思っていらっしゃるよ... -
十二神将
新薬師寺(奈良県奈良市)本堂の屋根で鳴くアオサギ 〜 人もまばらな室生寺へ(奈良県宇陀市室生区)
奈良旅最終日は、まず新薬師寺へ。こちらも執金剛神の前回のご開帳の時に訪れて以来なので3年ぶりだ。 新薬師寺には個人的に思い出がある。このお寺にはかつて、宿坊があった。本堂に向かって左奥の庫裏のところの奥のふた間ほどで泊まることができたのだ... -
大日如来
正覚寺(奈良県橿原市十市町)―地域を守る穏やかでおおらかな大日如来
大和高田から橿原市北部へと移動し、昼食をとるためにいったん箸墓の前にある三輪そうめん山本の三輪茶屋へ。にゅうめんのセットをいただく。 その箸墓と二上山のちょうど中間地点くらい、橿原市の十市町に正覚寺はある。このお寺は現在は地域の小さなお寺... -
十二神将
大善寺(山梨県甲州市)―ぶどうを持った平安時代の薬師如来と日光・月光菩薩
山梨県には素晴らしい仏像が多い、ということは、前回の大聖寺、その前の福光園寺のエントリでも取り上げたとおりであるが、甲府盆地の東の端、ワインで有名な勝沼にも、素晴らしい仏像を多く所蔵する古刹・大善寺がある。 大善寺の本尊は薬師如来であり、... -
宮城県
保昌寺(宮城県刈田郡蔵王町)―平泉文化に通じる丈六阿弥陀如来
蔵王温泉では、「四季のホテル」というところに宿泊したが、とても良かった。朝起きて、ホテルから明るい広葉樹林を抜けて少しだけ下ると、鴫の谷地沼という人工池がある。5月の新緑がとても美しく、近くでも遠くでも囀る野鳥の声と、いるだけで本当に癒... -
山形県
立石寺(山形県山形市)―50年に1回のみのご開帳、堂々たる薬師如来
今年、山形がアツいのは、間違いなく立石寺、通称・山寺のご本尊である薬師如来が50年に1回の開帳を迎えるためである。慈恩寺の開帳もこの開帳に合わせたものだろう。 4月末の開帳スタートから、どのくらいの混雑なのか気になってニュースやツィートなどを... -
薬師如来
竹林寺(奈良県桜井市)―鋭く深い彫りの衣紋が素晴らしい薬師如来
南円堂や東大寺などをめぐった奈良の旅も、この日が最終日。 本当は27日に奈良を離れる予定だったが、1日延長した。先日、仏像仲間たちのブログにアップされていて非常に興味を持った桜井市の山中にある竹林寺の薬師如来が、4月28日にご開帳になるという... -
阿弥陀如来
専長寺(愛知県西尾市)―京都から遷されてきた美しく気高い阿弥陀如来座像
西尾というとまず浄名寺、というイメージだったが、他にも近くにいい仏像が安置されたお寺があるか調べてみたところ、名古屋仏像研究会のナルサワさんのサイトである仏像ワンダーランドで、いくつかのお寺がヒットした。このサイトは、滋賀県の仏像情報を...
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